こんにちは。biyoumaniaーmです。
皆さんが美肌に求めるものって何ですか?
シミのない陶器のようなお肌。シワがなくピーンっと張りのあるふっくらしたお肌だったりしませんか?ハリといえばコラーゲンと思いつく方も多いのではないかと思うので、今日はお肌のハリとコラーゲンの関係について書いていきたいと思います。
コラーゲンってよく耳にはするけど、実際体の中でどんな働きをしているのか知らない人も多いのではないでしょうか?
まずはコラーゲンのことについて
コラーゲンは私たちのお肌の真皮層というところにいます。お肌は大きく分けて、一番上から表皮、真皮、皮下組織という順番で成り立っているのですが、真ん中の真皮というところにコラーゲンはあります。
コラーゲンはタンパク質の一種で、体を構成するたんぱく質の30%がコラーゲンでできています。特に真皮では、水分を除くと70%がコラーゲンで構成されているそうです。
体内コラーゲンの内40%は皮膚に、20%は骨や軟骨に存在し、残りはじん帯、血管、内臓など全身へと分けらています。口から摂取したコラーゲンはいったんアミノ酸に分解されて血液にのって全身をめぐり、必要なところで材料として使われます。
コラーゲンは真皮で網目状に張り巡らされていて、主に肌を支える役目をしてくれています。なのでコラーゲンがボロボロになってしまうと、肌を支えられなくなりその部分だけ凹んだようになりシワが出来てしまいます。ついでに、目の際の細かい小じわは、コラーゲンの減少というより乾燥によるものだと思われます。
真皮の中に繊維芽細胞という細胞があって、そこからコラーゲンは生産されます。
と、いった感じでなんとなくコラーゲンは体の中でこんな役割をしていたんだということが少しはイメージできたかと思います。
じゃあ、コラーゲンを摂取すれば、ハリのあるお肌になれるじゃない!!と思った方、少し待ってください。
先ほど上にも書きましたが、コラーゲンはお肌だけではなく、全身に使われているんですね。だから、あなたがお肌にハリとツヤを与えたくて、コラーゲンを摂取したとしても、それがどこの部分に使われるかは分かりません。
体は常に元の健康な状態に戻そうとする仕組みになっているので、もしあなたが、骨が弱っていたり、血管が弱っていたりすると、生命維持に必要なところから優先的にコラーゲンは使われていきます。しかも皮膚というのは一番末端の部分です。他に体の修復する部分がなかったり、血流がよくなくては末端までは届かないのです。
じゃあ、どうすればハリのあるお肌は手に入るの?
コラーゲンを肌のコラーゲンとして使ってもらえるように体内環境を整えること!!
どういうこと?
私たち現代人の体は、常日頃から外からうけるストレス(紫外線・大気汚染・人間関係など)や内側からうけるストレス(食生活の乱れなど)によって、体は常に慢性炎症(小さな炎症を体のあちこちで起こしていること)をおこしている状態となっています。)
体の免疫細胞たちが、体の組織があちこちで壊れてるー!!と大慌てで修復に向かいます。
壊れてる組織に向かうためには、移動のための道を、邪魔となってくるそこらの組織のコラーゲンを溶かして作り、目的地まで到着し、組織の修復をします。
移動の際に溶かした道の修復もしたいけど、あちこちで慢性炎症がおこっていて、移動するための道を確保するため、コラーゲンは溶かされ続けています。
溶かした道の修復をするために材料が必要なので、そこまで生命危機に関わらない肌や
腸粘膜のコラーゲンを溶かし、移動した際の道の修復の材料として使われます。
この作業が慢性炎症によって延々と繰り返されるのです。そして食事内容によってはコラーゲン自体の萎縮もされてしまうのです。
じゃあどうすれば・・・
シワをなくしてハリと弾力を取り戻すには、
・ストレッチをして全身の血流をよくしておく
・コラーゲンの材料となる良質なタンパク質と(グリシン、プロリン、リジンなど)ビタミン(A・C・E)をとる
・腸内環境を整えること
・植物油脂(酸化しやすい油)を控えること
・コラーゲンを生産してくれる繊維芽細胞を活性化するためマッサージをする
・眉間のシワなど表情にクセなどないか気を付ける。
私は今のところ大きなシワはないのですが、眉間にたてジワができているのが、気になります。表情にきをつけながら、やっぱり食生活が何よりも一番大きいのかなと思います。
炎症の元となる油にきをつけながら、外からのストレスも避けられるところはさけてコラーゲンの材料となるたんぱく質をしっかりとりながら、お肌や体を修復してくれる睡眠をたっぷりとってあなたも肌ハリ美人目指しましょう。(*^-^*)
今日も最後まで読んでいただきましてありがとうございました。